なんと、監察医朝顔、今夜はエンバーミングについての放送会。
ついこの前から医師や看護師さんらと話していて、このワードが度々出ていて色々調べていたところです。
まだ日本では聞き慣れないですが、これからきっと浸透していくのではないかと思うのです。
「その時までいつもの姿で」
これまで何度か遺影メイクやエンジェルメイクをさせていただきました。
普通とはやっぱりちょっと違うんですよね。
普通とはメイクの仕方もそうですが、特に抗がん剤治療をしている方の肌質や色味や肌感、色々と変化が起きているんですよね。
それをどれくらいご本人やご家族のご希望に添えるか。
元気な時の写真を見ながら、相談しながら近づけていきます。
終わった時のご本人の飛び上がる様な喜び、ご家族のほっとした表情がわたしにも強く重くのしかかってきています。
何か私に出来ることはないかと考えていた矢先の番組でした。
日本ではまだ終わりのことを話すことは憚られることもありますが、本人はとても真剣に生前に話してくれます。
色んな気持ちもあるけれどそれを繋げられたらいいと感じた突然の番組でした。