「私を癒してください」
その電話があったのは今月の初めでした。
偶然にある会でワタシの事を知って頂き、偶然にほんの少しだけ話す機会があり、
それからしばらくしてご連絡がありました。
美容にも興味ない、エステもした事無い、だけど癒して欲しい・・・。
そんな連絡が来た時にエステの事を話し、セレナイトの事をお伝えしました。
そして最後に、「私を癒して欲しいんです。あなたに会いたい」と。
いらっしゃった日は
「私、常識ないみたいで・・・」
笑いながら先ず一言そうおっしゃいました。
ストレスもないし疲れてもいない。
いままで感じた事がない。
流れていく毎日に黙って身を置き、感情を出す事を制限している中で
人とは違う思いをもつ事が常識がないと感じているようでした。
ご家族とは往々にしてそういった感情を持つ事が有るように感じます。
ワタシがみてきた方はそういう方が多かった様に感じます。
人に言えずその生活に身を潜めているため自分の解釈で捉えてしまう時があるようです。
普通、普通じゃないって自己判断なんですよね。
人と比べてしまう。
自分の勝手な認識でその判断をしてしまうときは自分を追い込んでしまったりもする。
そんな時にワタシに手を向けてみようと思ってくださったような気がしました。
自分の事を・・・と言いながら、ご家族への想いを一心に話している姿は常識の人そのものです。
一通りお話ししてくださった後の時間。
初めてのエステ体験の方は緊張から終始しゃべり続ける方もいるのですが、
「すっかり寝ちゃった・・・」と笑顔で言ってくださった。
セレナイトに来た事で何かが変わる事は無い。
帰った瞬間からまたいつもの生活に戻る。
だけどその一時を一緒に過ごし、
「気持ちがいい。また来ます。」
そう言ってくださること、これがセレナイトの意味なんだと思うのです。
そんなお母さんのお気持ちをお嬢さんもきっと理解してくださると思います。