知ってる人は知っている、岳彦様からのご紹介で以前浄土新聞にて掲載いただいた記事が出てきました。
今岳さんは東京慈恵医科大学などの講師などとお忙しくしています。
臨床仏教僧として大学でご指導されており、がんにも関わる研究なども進めておられます。
また築地本願寺イベントのやうなこと出来ないかな。
早くそんな日が来ますように!
新聞6月号から「シリーズ がんを考える」として3回にわたり特集連載を行っています。
1回目は自身もがんを患いながら、がん患者のためのエステサロンを開設した、さとう桜子さん。
「がん=死?かわいそう? ちゃんと見て、私今生きている」
映画、ドラマなどの影響か、どうしても〝がん=不治の病〟と思いがちですが、5年生存率は58%をこえるなど(全部位・国立がん研究センターがん対策情報センターより)社会復帰する人も多く、この事実もしっかりと理解してほしいと語られました。
しかし抗がん剤治療など想像を絶する苦しみや、死の恐怖と闘わなくてはならないのも事実。その苦しみにどう仏教は寄り添っていけるか。その答えを模索すべく次回(7月号)は、埼玉医科大学国際医療センターで「遺族外来」としてご遺族の心のケアに当たる大西秀樹医師、またその次(8月号)には総括として、ターミナルケアの専門家として、また僧侶としての視点から大阪市・願生寺副住職の大河内大博師にお話を伺います。
〝今生きる人たちのための仏教へ〟
向源、フリースタイルな僧侶たちなどの取材を通じ、若手僧侶の中でこの言葉がキーワードになっている気がします。
いま苦しんでいる人、また仏教に助けを求めてる人は確実にいらっしゃいます。
どう寄り添っていくか。答えは一つではないと思います。この連載がそれぞれの答えへの気づきにつながれば幸いです。(編集H)
(写真=闘病を乗り越え、患者らでタスキをつなぐMAEMUKI駅伝に出場する桜子さん)