お客様から連絡があります。
コロナにも恐怖を抱いているけれど自分の治療が止まるのではないか。
実際のところ、手術が延期になった方や抗がん剤治療のために通院はせず、薬が送られてくることになった方もいらっしゃいます。
どれだけ不安か。
日本は医療に対して十分な治療を享受することが約束されているものです。
しかし今の状況ではそれがあたりませではなくなっています。
ワタシタチのこの病気はあるときには一刻を争うこともあります。
それはそれぞれが十分に理解した上で治療に向かっています。
その中で待った!がかかることが、体にも心にもどれだけの負担があるかと考えると気が遠くなる、いえ、気が狂ってしまいそうになるのもとてもよくわかります。
治療している方は勿論、ご家族やまわりの方もここ数ヶ月は神経をすり減らすくらいに気を使っていると思います。
しかし自分が安全と思っている場所から、人から、知らず知らずのうちに迫ってくる。
それは目に見えない恐怖です。
そしてそれが自分の今の治療に影響を及ぼしはじめたとすれば尚更です。
本当に情けないですが、今のワタシはかけられる言葉を持ち合わせていません。
情けないです。
本当にごめんなさい。
祈るしか出来ません。
外出を自粛し、みなさんの声を聞いて少しでもリラックス出来る時間を共にすることしか出来ません。
このブログは治療中の方以外も読んでくださっています。
助けてください。
それは外出を控えることで良いのです。
不要不急の外出を控えてください。
今のワタシタチにはそれ以外はなにも出来ないのです。
少し前までは大袈裟に聞こえた言葉ですが。
命を守るために、自分を、家族を友人を守るためにお願いします。