「すごく元気になるから聴いてみて」
そう言ってくださったCDは、ラジオである宝塚出身の女優さんが紹介していたものだそう(名前は忘れたらしい^^)
「ここで聴くには少し違うかもしれないけど・・・」って持ってきてくださった。
今朝から聴いているんですが骨に響きます。血が震えます。心臓が驚いているみたいです。
ここで聴いてるからこそ強く感じるのかもしれません。
「そろそろ自分の仕舞い方なんかも考えはじめたんだけど、それに時間を費やして本当にやりたかった事が出来なくなるのはもったいないと思ったの。
だからいなくなった後の事は考えないようにして好きな事をやってみようかなと思って・・・」
そう言って来てくださった方は入退院を繰り返して1年間治療をしています。
いろんなところに散らばってしまって手術は出来ないけれど、出来ることをやろうと決めたそうです。
去年の今頃は色んな治療にも目を向けたし、食事療法もしてみたけど疲れたし自分が喜ばなかった。
「だから今は先生や病院の管理栄養士さんと相談しながら自分の好きなものを食べてるの。
自分で作るって言う楽しさも知ってよかった・・・」そう仰って笑っている。
「来年の春まで頑張りたいな、やりたい事があるから。」
そんな話しから始まって沢山の思い出と夢を教えてくださった。
一緒に夢の話しを整理しながら出来た計画は春までには今頑張っている夢を叶える。
そして夏の夢、秋の夢を決めました。
トリートメント中もずっと会話をしながら計画を練る。
突然、「誰にも言わないでね、本当はもうひとつ夢があるの。恥ずかしいんだけど・・・」
それは壮大な夢でした。でも出来るかもしれない夢。
それは来年の冬までの夢にしました。
夢ではなく、計画ですね。
夢はみて終わるけれど、計画は実行にうつさなければならないから。
秋の夢は大好きな猫ちゃんの格好でハロウィンを迎える事です^^
今から衣装のデザインを考えて自分で製作にうつすそうです。
「渋谷に行きたいわけじゃないよ、どこかで静かにみんなで食事したりするだけでいいの」
一緒に食事しましょう!!!
冬の夢は大きな夢です。ワタシもお手伝いしたいです。
一歩でも二歩でも進めましょうね。
「いなくなる事なんか出来ないね。やる事が沢山できちゃった」
「これから春までいろんな事をしなきゃいけないから今度は春に来ますね」
そう仰って帰る姿は希望に満ちあふれる女性でした。
Xmasプレゼントとお正月のお年玉のようなお土産、ありがとうございました。