セレナイトは今日、8年目を迎えます。
あのドタバタ劇の一日から8年が経ちます。
そして築地の地から移り、静かに身を潜めて1年が過ぎまして、この7月に新生セレナイトと新たな事業をスタートします。
そして今朝のFacebookさんからのお知らせにちょっと驚きました。
大切な友人でありセレナイトのお客様だった黒田朋子ちゃん。
彼女が4年前に私の本について投稿してくれていました。
実は新たな事業は彼女が作った2年前の企画書が原点です。
あの頃は荷が重すぎてお手上げどころか、無理よ、私には無理、と、投げ出していました。
そんな彼女は今年の年明けを待ち、空の彼方へ引っ越ししたのです。
その少し前、彼女からメッセージが届いた気分になったことがあります。
多分その企画を思い出して!と、解釈しました。
それからはセレナイト研修修了生であり、今はセレナイトのようながん患者さん向けサロンをスタートさせた看護師さんとここに向けて動き出しました。
彼女も自分のサロンをスタートするとき、朋子ちゃんにロゴのデザインをお願いしたりと面識があったので、朋子ちゃんの企画書を見せた瞬間からもう既にスタートをきっていました。
セレナイトのようなサポートができる人を育成する事業。これまでのセレナイトクラスを確立したものとする企画書でした。
朋子ちゃんの今日のこのFacebook投稿で更に想いが強くなりました。
がん患者という立場で不安な人がいる。
それを支える医療者がいる。
そして私たちのような、第三者として生活や美容からのアプローチができるプロを育成したいと思っています。
年明けからここまで多くの人たちを巻き込んでしまいました。
日々大量の指示出ししても文句ひとつ言わすコツコツやってくれてる人。
本業と並行して世話してくれる人たち。
桜子さん、それ待ってたよ!と言ってくれる医療者。
もう一度受けたい!と言ってくれる研修修了生。
そして何か匂いを嗅ぎつけてかの問い合わせ。
そして朋子ちゃんのご主人。
本当にありがとうございます。
まだもう暫くかかりますがきっとこの8年目は大きく変わっていくと思います。
変わります!
これからもあたたかい目で末長くセレナイトを見守ってください。
よろしくお願い致します。
以下、黒田朋子ちゃんからのメッセージ♪
洗顔・歯磨き・入浴。長期に渡りがんの治療をしていると、そうした当たり前のことが全然できなくなります。起き上がれない・口内炎だらけ・貧血で倒れるから。。それぞれに理由がありますが、当然の報いとして自分の「見た目」は激変してしまいます。
ある日、鏡に映った自分に愕然。。「わたしがわたしであるために」病気でも自分自身をケアすることの大切さを痛切に思います。自分に触れ、自分に向き合うことで、治療への姿勢も変わる。前向きになる。
そのエッセンスが詰まった一冊。美容についてきちんと理解したいすべての方に向けられた良著です。是非ご一読ください!