最近,がん患者さん向けのメイクレッスンを少しだけ見学したり、それを受けた患者さんがセレナイトに改めていらっしゃることがあった。
「付けまつ毛を買ったままの形でグルーを付け自分のまぶたに装着しましょう!」
「眉は自分の今までの眉の形に近いテンプレートを購入して塗りつぶしましょう!」
極端に言ったらそんなレッスン。
ふむふむ、想像してください。
おめめの小さな日本人にバサバサまつ毛、海苔を貼ったような左右のずれた眉。
どう見ても変装。それも笑い的変装。
脱毛中と言う事を隠したいからメイクするのに、そんなメイクでは
「どうしたの、そのメイク!!!!!!」って違う意味で驚かれてしまいます。
付けまつ毛は半分か三等分してすいて、目尻だけ付ければいいし、眉もパウダーで何となく影を入れるようにするだけでもカモフラージュできる。
難しい事を伝えると、大変でやれないし、やれなくなって更に外出しなくなってしまう。
だから毎日気軽に苦労なく今までと同じくらいの時間で出来る方法を伝える事が必要なのだと思うのです。