クシャミは相当の腹筋力を必要とします。
それが開腹手術後に突然くると想像してください・・・。
はじめての術後のクシャミは何気にしてしまった。
「ギャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」でした。
暫く動けなかった。
お腹が裂けているのではないかと言うくらいの衝撃と痛み。
お腹の奥底までが痺れて行く感じ。
全身にに亀裂が走ったような緊張感。
それからはクシャミをこらえるためには我慢を必要とした。
そうしないとクシャミするたびにお腹が裂けそうになる。
痛みと共にピキッとくる裂けたような感覚。
怖かった。
本当に音が聞こえるです。
ピキッ…
だからもがきながらもクシャミを我慢した。
鼻をつまみ、息を止め、唾を飲み込み、顎を引き、 顔をくしゃくしゃにしながら精一杯の力で止める。
成功するとホッとする。
ここでクシャミしようものならしばらく動けなくなってしまうから 。
数ヶ月すると痛みも和らぎクシャミの止め方、仕方も上手になってきたから術後すぐの時のようには苦しまないでもよくなった。
腹帯をしている上からしっかりお腹を抑え、背中を丸めて鼻をつまんでクシャミをする。
たまに耳がキーンとなるけれどこれがワタシの一番のクシャミを乗り切る方法でした。
花粉の季節に手術しなくて良かったと思いました。