今日は朝から美容関係者向けの一日研修でした。
マンツーマンなので大勢の研修とは違い、その時思った事や疑問が即出てくる、返すの連続で、此方も体験談や色んな情報を引っぱり出しながらの進め方でした。
初めての経験になりましたが終わってみればお互いお腹いっぱい、大満足での終了です。
「ほほ〜世間ではそんな風になっているのね・・・」
「それの方が簡単そうに聞こえるけど、実際患者になってやってみると大変だったりするよね・・・」とか
「え、仕上がりは大丈夫なの??」なんて、
色んな意見交換をしながら進めていけましたので、私自身の勉強にもなりました。
なんでがん患者だからこれはダメ!とか決めつけるんだろう。
特別肌疾患がおきていなければいい事も、どこかで制御されてしまう。
それはやはり、がんに対しての情報が止まっているからなんだな・・・。
もう少し、がんと美容の接点があってもいいと思うし、美容業界ももう少し入ってきてもらえたら有難いなと感じました。
がんになったからって、特別な事をしなければならないなんてない。
美容の基礎的なものの上に、少しだけ濃いシミや顔色をカバーしたり、眉毛やまつ毛を足してみたりと、美容関係者のスキルアップにも繋がるのになぁ〜と思うのです。
ただし、接するときのココロが一番重要です。
今日来てくださった方も、がん患者さんに接することが普通の美容関係者よりは多い方。
そんな方からの一番多かった質問は、接し方。
どんな事を投げたらいいのか。
どんな事を答えればいいのか。
涙は我慢した方がいいのか。
応援していいのか。
夢を話していいのか。
いろんな事を思っていたようです。
こんなに考えてくださっているという事は、患者さんにも伝わっているから大丈夫じゃないかな?
だから自分の思うような接し方をすればいいんじゃないかな?
そう思いました。
たまに医療者でも美容関係者でも「おい!!」っていう方もいますもんね。
お客様に聞いて悲しくなりますから・・・。
今日の研修で、今までセレナイトに来てくださったいろんな方を思い出しましたし、自分の振り返りと新たな想いを整理した一日になりました。
朝早くから電車を乗り継いできてくれてありがとうございました。
お土産のチョコレートもありがとうございます。
少し早めのバレンタインチョコ、嬉しいです?