このところアイブロウデザインの方が続いています。
抗がん剤治療中の脱毛は全身にも及びます。
髪の毛はウイッグをつけたり帽子でカバーします。
まつ毛はアイラインを入れたり、出来る人は付けまつ毛を。
一番難しいのがそう、眉ですね。
冬場は前髪のあるウイッグでなんとなく隠す事が出来たけれど、
これから暑くなる季節、汗で取れたらどうしよう。
ウイッグの前髪がグイッと上がったり、パッカーンと割れたりしたらどうしよう。
そんな悩みを抱えた方が方法を探しています。
セレナイトでは、治療前の写真などを見ながらお好みのデザインを一緒に考え、
アイブロウペンシルやパウダーで描いてみます。
デザインが決まったら次は数日取れないアイブロウライナーで眉を作っていきます。
数回、乾かしながらの作業を繰り返しますが、これが定着すると数日間は取れません。
可能な方は専用のアイブロウライナーを購入頂き、その上から最初は毎晩、そのうち3日に1回、なぞる様に描きたしていけば落ちないというアイテムをお勧めしています。
試された方々からも、
顔を洗っても眉があるので悲しくなくなった。
朝、面倒で慣れない眉を歯がゆい気持ちで描く手間が省けた。
家族もみんな喜んでいる。
そんな声を頂いています。
実はワタシも今、眉無し状態でこのアイブロウライナーのお世話になっています。
元々、顔の造りも薄く、それに加えて眉も無いと本当にカオナシです。
しかし2〜3日に一度、寝る前に描きたすだけですので、朝も安心のスタートです。
逆に、いつもよりしっかりと眉があるので顔の印象もはっきりしています。
眉って顔の額縁とも言われます。
化粧を取ってしまうと全て無くなるのが治療中は悲しいんですよね。
つるっとした顔になるというか、
悲しい顔になるというか。。。
ウイッグや帽子で眉を隠したりしていますが、気持ちもなんだか下向きになってしまいます。
でもこれからの季節には、汗でも落ちないので安心です。
いつもの笑顔で前を向いて歩けます!
家族が喜んでいるのは、彼女の明るい笑顔が見えたから。
きっとそうだと思います。