サンドイッチマンの病院ラジオって知ってますか?
実は昨日が放送日でした。
過去の2回も偶然ではありましたが見たんです。
そして今回はがん専門病院編ということで、ワタシの治療した国立がんセンター中央病院でした。
偶然耳に入ってきた。
きっとみんな泣き崩れ、塞ぎ込む人が多いと思っているのでしょうが
昨日の放送は正に今のがん治療者の雰囲気が出ておりました。
セレナイトのお客様にも共通するような。
ポジティブで元気でキラキラしていました。
がんなんかに負けない!
そう言っている女の子が逞しかった。
5人の子どもを持つ転移を繰り返すママがアメリカ人のパパに「I Love You」ってラジオを通じ語りかける姿、それを見る子どもたちの姿が清々しかった。
片腕を無くした女性の、なんだワタシって器用なんだと感じたという朗らかさ。
がんになったご主人が会社を辞めると話したら、明るく「毎日家にいないでね」と笑ってくれたという家族。
みんながキラキラしていて、がんセンターの中がキラキラしていた。
小児病棟や稀少がんの病棟での笑顔や明るい声。
手術室に向かう親子の姿はあの時の自分のようだった。
全てがポジティブで見ていてこちらも笑顔になってきた。
がんというと泣いて落ち込むばかりの話題かと思われがちだけどそうじゃない。
みんな前を向いてるんです。
明日やずっと先の未来のことを見つめているんです。
何かを達観するってそう言うことなんだと思う。