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治療中の医療者との関係

一昨日から抗がん剤治療をスタートした方がいらっしゃいます。

頂いたメールには不安と恐怖が綴られ、少しパニックになっている印象も受けました。

 

きっと医療者の前ではいい患者さんになっているのではないかと心配なのです。

以前から親族にがんの方がいると言うことでセレナイトをご利用頂いていたのですが、自分の身に起こったことはあまりのショックだったようです。

誰しもがそうなのですが、「まさか私が。」

それと同時に、病院では聞分けのいい患者でいたい、そんな感情もあるように見受けられました。

 

頂いたメールで察する不安や恐怖はきっと医療者には伝わっていないのだろうと感じました。

心をしまい込み、出さない様にしているようです。

少しでもその感情を医療者に伝え、サポートしてもらうことで安心が備わります。

恐怖も和らぐとおもうのです。

自分で聞いたことを自分の解釈で自分なりの想定をしてしまっているようにも感じてしまったのです。

わかるまで、納得するまで医療者に確認してみてください。

それをお伝えするしかワタシにはできません。

苦しさを聞くことは出来ても病状や治療についての情報提供のお手伝いは出来ないのです。

ごめんなさい。

 

まだ治療ははじまったばかりです。

自分のカラダとココロをコントロールし、もっともっと医療者にぶつけても良いと思います。

病気を治すだけではなく、そんな時に全てを受け入れ、それこそ寄り添ってくださるのが今の医療です。

甘えていいのです。

そう、甘え上手になっていいのです。

苦しい、悲しい、怖い、切ない、なんでもぶつけていいのです。

それだけで心が軽くなるときもあるから。

 

ココロとカラダのバランスを崩してしまうと、ただでさえ大変な治療が更に苦しくなってしまうから、頼ってください。

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