御招待いただきまして、
映画「ザ・テノール 真実の物語」上映会、そしてその主人公であるオペラ歌手のベー・チェチョルさんのコンサートに行ってきました。
アジアの至宝と呼ばれた韓国人のテノール歌手が
ヨーロッパで活動中に甲状腺癌に罹患し、それを支え続ける日本人プロデューサーとの生き様とも言える生きていく奇跡と力を映像化したものです。
命と自分の生き様とも言える声を天秤にかけることなんて出来ない。
しかし、その命をかけてきたものは歌う、と言う人生であり、それを失うことはこれから先の絶望でもある。
そんな中で日本人医師の一色先生と巡り合い、声を取り戻し、歌を取り戻し、また舞台に立つ人生を取り戻した。
素晴らしい縁やチャンスが重なったのかもしれませんが、彼らの努力も壮絶なものだったに違いないと思います。
聖路加病院の日野原重明先生が生前に、
「私の102歳と言う短くない人生でピークとなった。」と称され、それから三年間コンサートをサポートされたそうです。
映画もコンサートも素晴らしい迫力と美しい映像でした。
2019年の暮れに頂いた素敵なプレゼントに感謝致します。