最近、取材を受ける事があり改めて3年前の自分の事を振り返ります。
3年前の今頃はがんと告げられ病院を探しまわっていた頃です。
でも私はがんに対しそんなに鬼気迫るものはあまりなく、相性の良いいい先生を探したかったというところでしょうか。
最初にがんと告げられた病院ではがん治療は出来ないため大学病院を紹介されましたが
そこの医師とはどうも相性が悪く、自分の体を任せたくないという気持ちでした。
家族、友人も同様の意見でサードオピニオンを探し、最終的には更にその次の病院で手術、治療をしました。
最初の診断から4ヶ月目の手術でした。
やっと巡り会った今の先生には心から感謝し尊敬してます。
いつも穏やかに何度も同じ質問にこたえてくれます。
今の状況、これからの事も細かく伝えてくれます。
家族にもとても気を配ってくれます。
この先生に診てもらえて良かったと心から思うのです。
病気を根本的に治すのは自分です。私はそう思います。
でもそれを最大限にサポートしてくれるのがお医者様。
有名でとても素晴らしい技術を持つ医者も頼りになります。
だけど不安な心のケアも同時にしてくださるお医者様こそが
すべてを預けられる人ではないかと思うのです。
「手術して終わり」の病気ではないので特にそのように思います。
いまでも検診のときは、診察室に入るとすぐに、
やせたでしょう?太りました?きれいになりましたね。疲れてるでしょう・・・などなど
いつも気にかけてくださって本当にありがたく、心身ともに支えになっています。
手術室で麻酔をかける前の先生は勇ましくいつものおっとりとした優しい先生とはまるで別人でした。
私はこの先生に出会えて、そしてその周りをサポートしている一流の看護師さんたちに出会えて本当に本当に感謝です。