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抗がん剤治療中の頭皮の痒みについて

セレナイトのお客様からもよくある質問です。

抗がん剤治療中にウイッグを被っているとどうしても頭皮がかゆくなります。

しかし、自毛が生えていたの時のように指ですぐに掻いて痒みを抑えることは出来ません。

なぜなら、ウイッグをつけているので指先が直接頭皮のその部位にあたらずスッキリとした感覚にはならないのです。

 

では、どうやってその痒みを軽減させるか。

それは頭皮の清潔を保つ事です。

それにはふたつ。

髪の毛がなくても毎日シャンプーする事と、

ウイッグを清潔に保つ事です。

 

今回は、シャンプーについてお話しします。

ウイッグ生活中は毛髪が無いのでシャンプーをしない方もいます。

しかし、毎回言いますが、シャンプーは毛髪ではなく、頭皮を洗い、清潔にするものです。

そのシャンプーを怠ると、頭皮に皮脂が詰まり痒みや炎症を引き起こします。

特にウイッグ装着中はその中で蒸れていますので非常にこのような現象になりやすいのです。

入浴したら必ずシャンプー剤を使って頭皮を丁寧に洗いましょう。

トリートメントやリンスと言う類いのものは、これこそ毛髪に使用するものなのでいりません。

シャンプー剤を泡立て頭皮をマッサージした後は、十分にシャワーで洗い流し、ドライヤーを使って乾かします。

髪の毛があった時にもやっていた一連のこの行動を髪の毛が無くてもする事が大切です。

 

吹き出物が出来たりすると、その部分にウイッグの裏側の面があたり刺激して更に痛みや痒み、炎症を引き起こすので十分に注意しましょう。

悪化した場合はすぐに担当医に報告してください。

 

この季節、夏と違ってあまり汗をかかなくなると簡単にシャンプーをすませたり、シャンプーをせず、単なる手抜きによる痒みが出てきます。

 

セレナイトでは脱毛中の方には頭皮のトリートメントを行ってスッキリとして頂いております。

ウイッグに締め付けられて孫悟空の輪っかのようになってしまった本来の髪の毛の生え際と、疲れた頭皮のマッサージをして、スッキリとさせるケアです。

今まで通りのシャンプーは、ご自宅でも少しの手間で出来ますので毎日かかさずシャンプーとドライヤーをして痒みや吹き出物から頭皮を守ってください。

ウイッグ装着中の方はその中に臭いが籠っている事もよくあります。

自分ではなかなか気付かないのですが、臭いは蓄積してまわりにも漏れていきます。

セレナイトではそんな状況の方には直接アドバイスもしています。

 

色んな問題で、人の手が借りたくなったらセレナイトにお越しください。

愛情込めてケアとアドバイスをさせて頂きます!!

 

 

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