寄り添う。
どのような深い意味を持つかなどあまり考えず使ってきてしまった言葉。
寄り添うって、側で身体的、精神的に助けになること。
先日の美容関係者向け研修時もこの話しになって自分で少し簡単に使いすぎていると後悔したばかり。
漠然としており、はっきりとした定義は無いのかもしれないけれど、むやみに使いすぎていた自分を戒めている。
何十回、いやそれ以上にやり取りしている方がいます。
治療を終えてました。
これから病院を移ります。
そう連絡をくださった方は、ここ数日で自身の道を決めました。
大きな決断をしましたとの連絡。
定期的に来てくださり、いつもメールでやり取りをして
その明るさと強さに生きる喜びと力をもらっています。
寄り添うという言葉を安易に伝えていたけれど、
そうではなく、私が寄り添ってもらっていたのだと思うのです。
この連絡も、明るくなんだか清々しい文章で知らせてくださいました。
彼女のこの大きな決断は、
このような報告を何度となくここセレナイトで経験してきたわたしに、改めて大きな課題を与えてくれたような気がします。
この決断をよかったんだと言う彼女。
しかしそれまでの葛藤を思うと、わたしの寄り添うと言う意味の、あまりにも薄い事に情けなくなります。
また色々と聞いてください。
次は母と行きます。
その言葉を嬉しくもあり、申し訳ない気もします。
でもね、またコロコロと笑いが転げ回るような笑顔で、話題もコロコロと変えながら沢山話しがしたいです。気が付くとあっという間に時間が過ぎている、あの時をまた一緒に過ごしたいです。
トリートメントがはじまると必ず言ってくださる
「ヤバい、気持ちいい。」また聞かせてください。
あの言葉に励まされているんですから。