しばらくぶりにご連絡をくださった方から
「がんになっちゃったの。」・・・えっ?
その方はがん患者さんでやっと今年のはじめに抗がん剤治療も手術も放射線も終わった方。
「お母様ですか?」なんだか唐突すぎたけれど出てしまった。
「なんでわかったの?!」
昨年ご自身のがんがわかった時にお父様が同じタイミングでがんになり、ご親戚の方もその後がんになり
短い間に何度かお見送りをされてきたからなんとなく口をついて出てしまった。
「そうなの、このひと月慌ただしく過ごしていて連絡出来ずにごめんなさい。
トリートメント行きたかったのに連絡出来なくて。来週手術でその後落ち着いたら行きます。」
いつもの明るい声だったけれど相当なショックだと思うのです。
この一年でがんになる方がこんなにまわりに出てくるなんてそうそうはないですよね。
以前お話しした時も「二人に一人はって言うけれど、私のまわりは多すぎるのよ」って仰っていた。
それがこの一年間、側で一番自分を支えてくださっていたお母様までもが・・・。
やっと落ち着いてこれから恩返ししようと言うときに、こんな事ってあるんだなって。
でも、ご自身の治療が終わってすこし元気になってからでよかったと思わないとね。
沢山親孝行してください。
切なすぎるな。