セレナイトのはじめての男性向けアピアランスアドバイス会に参加してくれた方が旅立ちました。
もう4〜5年前かな。
女性よりも男性は楚々とした、いや少し憮然とした感じでの参加者が多く、その中でも一番若い人でした。
サスペンダーが良く似合っていて、それを伝えると感情を込めずに淡々と、
「好きでやってるわけじゃありません。
これしか出来ないんです。」
いやいや、少し怒られた感じに受け取りました。
ごめんなさい。
すぐに察することが出来、謝りました。
これがあったからか淡々とアドバイス会は進んでいきましたが、スキンケア、ファンデーションが終わり、眉が終わると、
「あ、僕カッコいいかも!」そう言って笑って、周りの男性にも声をかけてくれました。
みんなの笑顔がキラキラしていた。
たまにイベントなどで会って少しだけ立ち話をするくらい。
アンケートをお互いに依頼したりされたりの関係がありました。
今年の初夏、結婚前の女性といらしてご挨拶しました。
それが彼に会った最後になりました。
仕事も勉強も自分の活動も精一杯やっているという印象が強い男性でした。
若くてカッコ良かった彼の、御冥福をお祈りします。
お疲れ様でした。