セレナイトを愛してくださっている患者さんから連絡がありました。
「不安で外に出られない」
お会いしてもお電話でも冷静で穏やかなご婦人です。
でも、治療を前にして本当に不安が押し寄せてきました。
電話の向こうで泣いていました。
いつもなら何気ない人の話題が苦しくなったり、これからの事を考えると恐ろしくなったり・・・。
がん患者になった時から誰もが一度は通る道です。
でもその状況に自分をずっと置いておくと抜け出せなくなると思います。
だから誰かを頼ってください。
私でよければ頼ってください。
きっとそんな状況のときは健康な人を避けてしまいます。
がんの人以外は「誰も私のことなんかわかってくれない」と思ってしまいがちです。
でも抜け出しましょう。
不安でいっぱいだけどマイナスに考えたってきりがない。
病気も追いかけてきてしまうかも。
だから良い事を想像しましょう。
良くなったらあれをする、どこに行く、食べる、遊ぶ、着る、楽しい事を考えてみましょう。
そしたら少しだけ勇気が出てくるかもしれません。
辛くなったら吐き出してください。
傍にいますからね。