がんなんだから治療が先決!
今は治療に専念して!
がん患者なんだから美容なんて考えなくてもいいんじゃない?
肌のことは病院に任せたら?
エステしたって変わらないよ!
ワタシ自身も治療中に言われました。
しかし、
治療中だからこそ必要なのです。
治療後は元に戻るのです。
治療前には恐怖でいっぱいなんです。
治療による変化で誰にも会いたくなくなるんです。
治療はずっとずっと続くのです。
病院に聞いてもわからないことも沢山あるんです。
そんな方々が多くいます。
そしてセレナイトを訪れた方々はこう言ってくださいます。
こんなサロンが出来るのを10年間待っていた
エステなんて、化粧なんてもう出来ないと思っていた
久しぶりに人と話した
難しいメイク技術が必要だと思っていた
人前ではじめてウイッグを外した
触ってもらうと落ち着いた
顔色が良くなった
治療前の自分に少し近づいた気がする
治療中こそ美容の力が必要なことがまだまだ知られていません。
自分の実体験から、
またセレナイトのお客様の意見をカタチにしたのがセレナイトサロンです。
実際治療中に美容による大きな変化を見ることはありません。
治療をしている限り、副作用がなくなる訳ではないのです。
しかし、毎日の生活の中で出来ることを、楽しみながら出来る提案をおひとりおひとりに伝える。
エステを受けた後、喜んでくださって、それをシンプルにホームケアとしてやってみることで肌にも変化が起きるだけなのです。
抗がん剤治療や放射線治療というひどく大きな修行のような時間を過ごす中では美容なんてちっぽけな存在です。
でも、何もしないのではなく、これまでの美容生活を見直したり、ほんの少しのヒントをプラスするだけで変化します。
それは治療に影響のないアドバイスだけですが、その変化はお客様を驚かせることも多いのです。
ワタシ自身の治療中に、こんなサロンを作りたいと夢物語のようにした話しを、
ワタシの担当医である先生方は笑いもせずに真剣に聞いてくださいました。
そしてサポートさえしてくださいました。
勿論今でもです。
そしてこの成長を喜んでもくださっていますし、
広めようともしてくださっているのです。
それは、治療中こそ美容の力が必要だから、
そしてそれは病院では提供出来ないことも多いから。
昨日、セレナイトのお客様でサポートをしてくれている友人からのメールにありました。
勿論彼女も治療中で、副作用が出ています。
そんな彼女の言葉の中に、
「本気の人」
「きちんと技術もリテラシーもある人」
そんな人たちを排出していくことを目標にしよう、と。
お客様や医療者、友人たちを巻き込んでの新たな動きがはじまります。
「桜子さんは徹底して厳しさを大切にしてください。」
少し迷いがあったのですがこの言葉に安堵しました(笑)
これからも今まで通りで行きます。