昨日昼に会津若松に着く。
30年来の友人が迎えに来てくれている久し振りの会津若松駅。こちらは10年ぶり?
あの頃は会津若松と横浜の友人の子供5人を連れ、さくらん坊を抱えて夏休みの旅をするのが私の常でした。大人は私だけ^ ^楽しかったなぁ。
そんな子供たちも今では結婚したり、海外で仕事したりと成長したものです。
そりゃさくらん坊も血くらい吐きますわな。
彼女はワタシが最初の病院でがんを宣告された時、偶然にも電話をくれました。
今東京に来たんだけだ会える?なんて感じで。
「あのさ、ワタシ、今病院で…がんて言われた…」
直ぐに病院に来て話を聞き、これからの事を考えてくれ、気持ちを落ち着かせるために七夕前の渋谷で大きな笹の木にかける願いを一緒に短冊に書いて祈願してくれたり、食事をとらせてくれたり、ずっと側にいてくれた。
夜には会津若松に帰ったと思っていたら、
翌日紹介状を持って行った大学病院にひょっこりと現れた。
それからは遠い会津若松から何度も足繁く通ってくれて、国立がんセンターにいる時には時間を作っては車を飛ばして来て、一言二言話したら数分で帰っていく。
彼女に見つめられると何でも叶う気がしてくる。
そんな彼女の周りには今がんになった人が何人もいる。家族や友人。
私に出来ることがあればと仙台の帰りに少しだけ顔を見に寄ったつもりだった。
そしたら、突然の食事会。
そこにはドクターやナース、看護学校の先生、そして治療中の方などが集まってくれた。
医療者と患者と言う立場ではなく、友達になっての会話がはじまる。
いいおじさんおばさん達が下の名前で呼び合い楽しい時間の中に、生命のはなしを所々に散りばめながら会津若松の夜は更けていく。
(大好きなさくら肉〜)
また感じたこと。
どこに行っても看護師さんは酒が強い!
あのパワーはなんなんでしょうね。
とっても美味しい会津のお酒を飲みまくりましたが全く二日酔いにはなっておらずまた真っ白な世界を抜けて江戸へと向かっています。
会津若松の皆様、お世話になりました。
さゆりちゃん、いつもありがとうね!
朝の鶴ヶ城。お堀は凍ってスケートが出来るレベルまで^ ^