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仙台のアンケートを見て、そして婦人科の先生と話して感じた事。

先日開催しました講演会主催、株式会社オオノ様から送っていただいた参加者アンケート。

実は講演会の翌日にはもうまとめておくってくださったのです。

素晴らしいパチパチパチパチ???

 

会社の取り組むべきミッションとして、掲げられた言葉。

地域で選ばれる」

「すべての患者さんに満足いただく」

「素晴らしい!と思っていただける」

そんな薬局づくりを目指しています。

 

まさしくこの言葉が湧いて出てくるような、みなさんの姿勢が感じられるアンケート結果でした。

(社員さんだけでなく、医療者や、他の医療従事者もいらっしゃいましたが)

「仙台と言う地域は、がんについてとても学ぶ機会を持ち、そういう体勢を作っている街です。」

ある東京在住のお医者様が仰っていた。

本当にその通りだと感じます。

地域で支え合えるシステムを模索し、実現させたいと願う。。。のではなく取り組むのですよね。

これは、震災復興からの影響なのか、それとも本来持っていた地域性なのか。

後者にプラスして、復興にみんなで全力で取り組むという姿勢なんでしょうね。

 

駅ひとつとっても、私にはホテルのサービスを受けているように感じるのですよ。

前にも言ったけど、心根が素晴らしいのです。

それを見て、自分のふがいなさを反省するのです。

 

 

 

このアンケート結果に、

「がん、知られたくない病気ですか?」とありました。

ここでお返事。

 

人ぞれぞれだと思うのですが、セレナイトにいらっしゃる方はそう言う方が多いです。

それ以外でお会いする方も、私のまわりにはそちらの方が多いかな。

お医者様でがん患者さんである方も、自分の病院で治療をせず、別の病院で治療をされました。

自身の勤務する病院にはオープンにしていないそうです。

個々でいろんな事情や想いがあるので、言いたければ言えばいいし、

そのタイミングが来た時に、話せるなら話せばいいと思うのです。

言う事で苦しんできた人も沢山みてきました。

その方々が、美容の裏にある悩みとしてセレナイトを訪れて来ることもあります。

実際ワタシも、こんな活動をしながらもまだ言ってない人たちが沢山いますから(笑)

 

特に治療中に伝える事で、日々の業務の弊害となる事を恐れたり、

家族に気を使い、まわりには伝えない人もいます。

なんとなく、最近の風潮でオープンにする流れも見えるのですが、そのことでまた悩む人も少なからず・・・なのです。

 

実は昨日、婦人腫瘍科の先生とお会いし、いろんな事を話しました。

婦人科はいまだに誤解があり、性病とか感染するとか思われているため、オープンに出来ない人が少なくないのです。

ワタシにもそれは届きますが、先生もそれを強く感じていらっしゃいました。

 

しかしながら、そのような現状を知らない方々が何気に

「なんで言わないの?今は言う時代でしょ?気にし過ぎだよ。」

なんて言われてしまうと、益々言いにくくなってしまうのですね。

がんは知られてもいい、そんな時代でもあるのですが、

それに伴わない人間の感情もあることをご理解頂けたら有難いなと思うのです。

 

医療者もそこの部分でどうにかしたいと思ってくださっているようですが、とてもセンシティブな問題ですからね、難しいですよね。

でも、そんな事にも向き合っていきたいと思います。

 

いろんな悩みを吐き出して少しでもスッキリとお帰り頂ける空間を作っていこうと改めておもうのでした。

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