抗がん剤治療中はずっとずっと悩まされていた口内炎。
他の人たちが、なんにも食べられなくなった・・・。
そう悲しんでいたのですが、ワタシは口内炎は毎月恒例の事だったのでちょっと慣れっこでもありました。
生理が始まった時からウチの家系は毎月その度に口内炎が出来るのです。
おばさんも、妹も、従姉妹たちも。
だからワタシも毎月アレと一緒にやってくる口内炎はあまり驚きと苦しみはありませんでした。
はじめはね^^
だってずっと続くんですから・・・。
一旦治る事も無く、口中に口内炎。
小さな物が繋がって大きくなっていき口の中がクレーターのようになっていく。
苦しかった。
だけどワタシはそれ以上に味覚が変になって常に苦みを感じていたのです。
だからその苦みをやっつける為に口内炎の痛みよりも口の中をあえて傷つける事を選びました。
苦みからの逃避行。
それは堅焼きせんべいを食べる、タバスコを食べる、七味を食べるんです。
かけると言うよりも、食べると言う方が近かった。
「お見舞い何がいい?」って聞かれるといつも
「タバスコか七味!辛い奴!!!」ってお願いしていました。
もう味なんかわからないんですがとにかくあの苦さから逃げたかった。
だから更に口内炎は悪化するのです。
いつも口を開けてスーハースーハー・・・。
ちょっと異様で恥ずかしい姿ですが、病室ではみんな同じような姿ですから^^
そんな口内炎が暫くできていなかったのに現れた。
手術後は生理も無いし(子宮も卵巣も無いもんね^^)
口内炎も鳴りを潜めていたのにね、最近どうしたんでしょうか。
歯磨きだってうがいだってちゃんとしてるのにね。
生活が乱れているのかな?
少し調整しましょっと。