大晦日の最後のお仕事としてブラシを毎年洗っていますとUPした所、
どのようにして洗うのかとお問い合わせを頂きましたので、こちらでもご紹介致しておきますね。
「赤ちゃんを産湯に浸けるように洗いましょう」
こちらの意味も合わせて・・・
産湯とは生まれた赤ちゃんが初めて浸かるお湯の事です。
赤ちゃんはベビーバス(赤ちゃん用の桶)で大切に大切に慎重に浸けられ、柔らかい布をからだに優しくかけてその上からお湯を少しずつ垂らすようにして初めてのお風呂と言うものを経験します。
これが産湯です。
こんな風に大切に大切にブラシも洗いましょうね!って言う意味なのです。
1、先ずは、ブラシに着いた汚れをティッシュや柔らかい布で粗取りをする。
このときに強く擦りすぎたり、ブラシを立てた状態でゴシゴシやらないように気をつけること。
そっとブラシの側面で布やティッシュを撫でるようにするのがポイントです。
2、洗面器や洗面台にぬるま湯をたっぷり準備します。35℃くらいかな、あまり熱くしないでください。ブラシが傷む原因になります。
その中でブラシを泳がせるように振り洗いします。
全体がしっかり水分を含んだらOK。
3、ぬるま湯を入れ替えます。再度洗面器、または洗面台にぬるま湯を張り、そこに自分の使用しているシャンプーでいいので1円玉程度を入れてよくかき回します。
その中で再度ブラシを振り洗いをしていきます。
水が濁ってきたら一旦捨てて再度ぬるま湯にシャンプーを入れての行程を水が濁らなくなるまで数回繰り返します。
4、その後、ぬるま湯だけの洗面器または洗面台にして、ブラシを振り洗いをますが、これもぬるま湯を入れ替えながら数回繰り返します。
(蛇口から直接ブラシに充てないようにしましょう。圧でブラシが傷む事もあります。)
5、シャンプー剤の泡がなくなったら、今度はぬるま湯を同じように溜めてリンスやトリートメントを少しだけ入れてかき回します。
そこにブラシを浸けて、また優しく振っていきます。(1分くらい)
6、最後にぬるま湯だけを張った所に軽くくぐらせ、毛が逆立たないように柄の方から抜いていきます。
7、柔らかいタオルに並べます。そして上からも柔らかいタオルを載せて優しく水分を吸い取るようにしていきます。(絶対にこすったりしない事。濡れているので擦ると毛が痛みボサボサとなってしまいます)
8、最後は乾いた布に整えながら並べて2〜3日陰干しをします。
そうしたらふわっふわっのブラシが戻ってきます。
綿毛のような感触がとっても心地よくてうっとりする事間違い無しです!!
ワタシも毎年お正月あけのブラシはとても気持ちよく「あ〜洗ってよかった。ブラシさん今年も宜しくお願いします」の気持ちになります♡
通常は3ヶ月か半年に1回やっていくといいのですが、ここまで丁寧にしなくても大丈夫です。
濡れたタオルで優しく拭いて陰干しすればそれなりに汚れは取れますし、1日で乾きます。
是非皆さんも連休にでも試してみてください!!