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パニック障害と東京マラソンとちびっ子ギャング

昨日の番組でパニック障害を特集していました。

今でこそ知られる様になりましたが少し前までは違いましたね。

 

セレナイトのお客様にもパニック障害の方がいらっしゃいます。

ひとりになるのが怖く過呼吸になりそうで、パックの時は側にいますし目に載せる温パックもしません。

 

そういうワタシも20代後半にパニック障害になりました。

大型店を任され、大きなプレッシャーと、知らない間に起きたストレス。

忙しさと寝不足、喫煙、飲酒。

昨日番組内で予備軍といわれていた項目、全てがあてはまっていました。

 

ある日突然胸が苦しくなり、呼吸が出来なくなる。

ビニール袋を持ち歩き、吐いた自分の息を吸う。

地下が怖く、電車や飛行機にも恐怖を感じ乗れなくなる始末。

建物の中も出口が見えないとドキドキしてきます。

そして、ワタシのこれを引き起こしたのは、もうひとつきっかけがあったと思います。

それは地下鉄サリン事件でした。

地下にいる間や電車に乗っている時に同じような事が起きたらと考えると苦しくなっていきました。

心療内科に行く事をためらいながらも、内科医の勧めで受診。

場違いのような、自分はここにくるべきではないと言う気持ちを抱える心と頭が、幾つも交錯しながら通院しました。

もう随分昔になるので鮮明に思い出せないのですが、

内服薬を処方され、仕事を半月程休んだような記憶があります。

昨日の番組に出ていた人たちのように、まわりに色々と言われる事は無かったけれど、自分自身がこの先どうなっていくのかという不安と恐怖との闘いでした。

 

幸いワタシは重症ではなかったようで、暫くすると落ち着いてきましたが

2〜3年程は地下にある場所は避けての生活でした。

ちょっとしたきっかけで過呼吸になる事を自覚しているので、自分で防御出来ることはしていたのです。

電車も出口のそば、飛行機も窓側で小さな穴を見つめながら乗る生活です。

しかし数年すると、その症状は知らないうちに消えていました。

 

番組で紹介された人たちは

「怠けもの」「仮病」扱いをされた人もいるようでしたが

まだこの病気への理解が無かった頃の話しで、本当に苦労されたのだろうと思います。

ワタシは会社やまわりの理解もあり、どうにか抜け出す事が出来ました。

 

昨日の情報では20代女性がなりやすい病気らしいですが、そのままピタリあてはまる時期にこの体験をしました。

今はもう無いかな?

ある程度の大きな山も幾度となく経験し、乗り越えてきたからか。

そんな事ではないのかな?

 

この経験があるからか、セレナイトのお客様の恐怖心や苦しみを少しは理解出来ます。

不安な気持ちは誰しも持っています。

それが表に出るかどうか。

思いがけず出てしまうときは、自分が苦しんでいるよというサインですよね。

無理をせず、専門家に相談し対処する選択をしてほしいと思います。

恥ずかしい事でもありません。

これだけ特集もする様になったのですから、まわりを気にすることなく自分を守ってほしいです。

 

以上。

 

 

そうそう、今日は『2019東京マラソン』でした。

毎年ここセレナイトの前を通るのですが、今年はコース外だったようです。

しかし、寒く冷たい1日でしたね。

 

こんな寒い日の午後、マネージャーの家族(マネージャー、長男抜き)が来てくれました。

雨の中、ママはベビーカーにひとり乗せ、ひとり手を引きながら・・・。

上のお兄ちゃんはもう小学生で自分の世界が出来はじめているようです。

去年までは一緒だったのに〜。

寂しいなぁ。

しかし、1歳2ヶ月のギャングは部屋中を駆け回り遊んで怖いもの知らずでした!!

そのせいか電車に乗った瞬間に寝落ちしたそうです^^

 

悩み、ないんだろうな〜ww

久しぶりに赤ちゃん(大きすぎる・・・13キロあるらしい)を抱っこして夢のような時間でした。

抱っこしてたら寝落ちしそうになっていたし、ママと呼ばれた^^

まだママの意味はわかっていないらしく、兄姉がそう発するので真似ているだけらしい・・・。

 

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