昨日のバストケア研修で講師の先生が見せてくださった私物の一部。
全摘をしてその代わりの物だったり
下着だったり、です。
先生のお気に入りは
真ん中奥のパットだそう。
中には伊勢志摩の小さなパールが沢山入っているそうです。
1個目は無料で、その後気に入った人のために販売されていたそうですが、人気が出すぎて今はもう販売していないとか。
成長しなかった小さなパールも足りなくなったみたい。
あの重さが肌着の中で動きにくいそうなのです。
ネットに入れれば洗濯機でもOKだそう。
再販して欲しいと思う人、多いよねーって言ってました。
ふるさと納税制度ってどうかな?なんて話したり^_^
下手前の編み編みパットは、
福島で震災を経験した先生のお母様が
様々な被災地の乳がんの方のためにボランティアで作って送っているそうです。
自宅でパットを入れず寛いでいた人が、
着の身着のままで避難し、何日も何日も人に胸が無いことを悟られるのが怖くて動けずいたそうです。
ご自分の娘さんの罹患も影響したのでしょうが、この様な小さな取り組みが
殆どの人にはなんでも無い様な事で引きこもる人に、
一歩前に出る勇気を与えたりもするのですよね。
これもアピアランスケアだと思うのです。
それにしても美しい手作りです。
中に入れるもので大きさは変えられます。
素晴らしいアイデアです。
北海道がんセンターの看護師さんからも連絡がありとても人気ですぐに品切れになるそう。