はじめてみんな揃って研修を行ないました。
研修内容はメイク。
基本のメイクから、抗がん剤治療中の副作用の対応メイクまで、今回は自分の顔に様々な症状を想定してメイクをしていきます。
自分の顔を作るのもままならないのですが、それを治療中の方に施すための研修。
肌色を仕上げて、眉を作り、付けまつ毛をつけた頃には安堵の顔と、不安の顔。
そう、長い期間の練習が必要なのです。
何度も何度も自分の顔や、人の顔を使って練習していく事が大切。
そして、自分が良く上がったと思っても、お客様が満足しなければいけないし、その方が自宅で出来るように導かなければならないのでとても難しい研修なのです。
特に、抗がん剤治療前はメイクを全くしていなかった、アイテムの名前もわからない、持ってはいるけれどどのように使うかわからない・・・と言う方がとても多いのです。
その方々の満足を得るためには、徹底した技術の習得とセンス、アドバイス能力が必要です。
0、数ミリのアドバイスがその方の笑顔を引き出していくのです。
それが明日からのその方の生活を左右するのです。
単に喜び、楽しみながらのメイク研修ではなく、その先のお客様の生活を考えながら研修を行ないます。
奥深いね。
みなさん、頑張りましょう!!