今週末のお客様方は同世代。
その差前後1歳と正にドンピシャリ。
がんになり、仕事を継続し、自分のこれからをどう見つめるか、常に不安と闘う。
しかし元の自分には戻れない事も十分に理解し、正解を探そうとするけれど自分で見つけることにも困惑するお年頃。
まだ挑戦ををしていいのか、
その時間が無駄にならないのか、
カラダへの負担はどうなのか、
反面、平穏な時間も持ちたい、
考えればキリがない。
一般的なこの年代でも同じ事だとは思う。
だがしかし、一度この病気を引き受けてしまうと、
人生存分に楽しんだから、さてさて、これからどうしようかしら〜
なんて事は微塵にもないのが現実。
転移や再発を繰り返し、顔つきの悪いあいつとまだまだ付き合うこれからの人生。
不安なんかない。
なんて全くないし、
不安だらけの毎日である。
こんな風に考えるのは今の時代に合っていない?
そんな事無いです。
時代がどんなに変わろうが、ワタシはワタシ。
時代なんかに合わせなくて良いんですよ。
もしかしたら、
そこまで考えず、気楽にいけば〜?
そう言う人もいるかもしれない。
いや実際いるのである。
しかし当事者にしたら気楽なんて言葉こそお気楽なものである。
そうよ、バブルの時代を生き、
男女雇用機会均等法の恩恵をうけ、
寝る間も惜しんで仕事もしてきたし楽しんできた。
だけどそのツケでこの病気になった訳ではない。
精一杯自分の役目を果たしてきた。
これからもそのつもり。
だから、
真面目すぎるが故にこれからの自分に迷う日々。
みんな、人はほっておけですよ。
自分は自分、人は人。
自分の個性を大切にして、自分を守りましょう。
そしてこの人ならばと思う人には存分に頼りましょう。
抱えすぎず、諦めず、余裕をもっていきましょう。
愚痴ならいくらでも聞きます。
あまり役には立たないけれど出来ることはします。
だから迷いや不安はどんどんここに落としていってください。
勿論、バブル世代でなくとも、落としていってください。
なんだか色々考えた週末でした。