- 昨夜突然連絡があったのは、
セレナイトはじまった頃からのお客様の、お別れの報告。
ご家族からの知らせに震えが止まらなかった。
止め処なく涙が溢れ出す。
今月のはじめ、
「もう打つ手が限られてきたみたい。
四年頑張ったから、もう頑張る治療はいいかな。
でも、もう少し生き延びてみようかな。
そうそうご安心を!!代替治療は全く考えていませんので(笑)」
そんないつものような自虐ネタを盛り込んでの明るいメールでした。
「ついにアナフィラキシーショックを起こしました。死にかけましたよ~。
よく生きているな~、としみじみ・・。」大晦日夜にはこんなメールで驚かされた。
どんな時も前向きで朗らかで慈愛に満ちた女性。
ブログをしばらく休むと、体調心配してましたよと。
愚痴を書くと、あり得ない!ひどい!と私以上に怒ってくれる。
さくらん坊の事を書くと、いつも笑ってくれる。
季節のことを書くと、外の様子を知る事ができて有難いと言ってくれる。
そして、私以上にセレナイトのホームページ隅々まで熟読してくれている。
いつもブログを書くときは
あなたにむけて書いていたように思います。
これからどうしたらいいのかな。
最後にもらったメールには
「少しこの寒さが緩んだら、お伺いしたいと思っています!
またメールしますね!」
待っていたのに。
食事も行こうねって話していたのに叶わなかった。
突然すぎてお礼も言えなかった。
ご家族からは、
姉からもさとう様のお話は伺っておりました。姉もいつか回復して、さとう様のように同じ癌と闘う方の力になりたいと考えていたようです。闘病中にさとう様に出会ったことは、姉の財産になったことと思います。色々お世話になりありがとうございました。
こちらがたくさんのお礼を申し上げたいです。
本当にありがとうございました。
そちらで席取りしていてくださいね。
私は絶対あなたの隣がいいです!
昨日の帰り道、なんとなく買ったチューリップ。
白い中に一本だけオレンジを選んだ意味がなんとなくわかった。