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友人・知人が「がん」で入院したら

下記は私達が経験したことからお伝えしたい、がん患者としての私達の気持ちや経験です。人によっては違うこともあるとは思いますが、このように感じる・考える人がいるということを参考にしてもらえると幸いです。

がん患者のきもち

がん患者は深く傷ついています。

がんになったこと、身体の一部を切り取った事で不完全な人間になってしまった(女性でなくなったような)激しい喪失感と劣等感、家族や周囲の皆に迷惑をかけているという思いから、強い引け目を感じています。

「大丈夫ですか?」と聞かれると、無理をして「大丈夫です。」と言ってしまうのです。その言葉の裏では辛い思いを抱えています。

本当は、これが食べたいのに、誰かにこれを買ってきてほしいのに・・・、
それが伝えられないのです。

誰かに何かを素直にお願いすることができません。

それを乗り越えて、「何かできることない?」と言ってもらえるとうれしい。

がん患者は遠慮の塊です。

元気なときにはいろいろ言えたのに、がんになってしまうと、なぜか、なかなか言えない。 だから、 私達が遠慮して、「大丈夫だよ」といっても、 それを乗り越えて、

「何かできることない?」
「何かほしいものない?」
「何か買ってきてほしいものがあったらいって」

と声をかけてもられるとうれしいのです。

大人になっていても、頼れる親やパートナーがいないと、甘えることができないのでがん患者は孤独です。そんな私達に 手を差し伸べてくれたら、とてもうれしい。

入院中のがん患者とのつき合い方

傷ついたことば

1.「お加減いかがですか?」
保険会社さんから言われた言葉。 なぜカチンときたかというと、こちらは癌で手術入院しているのに、お加減いいわけないじゃない!
こんな時は、「体調はいかがですか?」と聞きましょう。^^/

2.「そんなに痩せちゃって痩せすぎだよ」「痩せすぎで心配だよ」
放射線治療の時に食べられなくて痩せていた。こちらは、気持ち悪くて食欲がなく、痩せたくたくて痩せているわけではないのに、 そう言われて傷ついた。 まるで、病気が悪くなって痩せたね、と言われているようで嫌だった。

3.「大丈夫ですか?」
癌なんだから、大丈夫じゃない!と思われてしまうかも。手術前後や治療中の人には禁句です。

傷ついた行動

1.事務的な対応
保険会社に保険金請求の連絡をした時に、「あっ、そうですか。ではどちらに書類を送ればいいですか?」と事務的に対応された。
「それは大変ですね。」「お見舞い申し上げます。」という心配りの言葉があってほしかった。

2.携帯への電話
入院中に携帯に電話がかかってきた。病院なんだからメールにしてほしい。個室に入っていたとしても、いきなり電話は無神経。

3.手術後すぐのお見舞い
手術後は身体からドレーン(管)が何本も出ていたり、体力・気力がなくて話すのが辛かったり。お見舞いは、絶対に事前に連絡が欲しい。 できれば、気を遣わせないでほしい。

お見舞いの時のお願い

理想は 事前にメールで見舞いに行って良いかどうかの連絡と、直前に今から行くよの連絡をしてもらえるとうれしい。
その日の朝、急に検査が入ったりして予定が変わることがあります。

CT撮影など検査によっては食事ができないので、検査が終わった後の食事タイムだったり、身体の負担が大きい検査だとぐったりしていたり、状況が変わりやすいのです。

仲のよかった友人ががんになってしまったら

言葉をかける必要はありません。顔をだして、背中をさすってくれるだけで十分。 かける言葉がないからと距離をおくと、がん患者はますます孤独を感じます。 色々気をつかっても、がん患者には、言葉の裏に隠れた思いをさっする気力がないのです。気持ちに余裕がない。入院中は自分の「今のこと」「不安なこと」しか考えられないので、 ストレートに、心配する気持ちを言葉にしてもらえるとうれしい。

”体調どう?” ときかれると、自分の状況を伝えやすいです。 親しいからこそ、”体調のこと”をきいてほしい。 まず、きいてほしい。 親しいからこそ、伝えられる。 お友達に意思表示をするきっかけを与えてあげて下さい。

言われて嬉しかった言葉・行動

・「身体に諦めさせたらダメよ」
私には嬉しかった。辛くてもリハビリをした方が術後の体力回復が早くなります。リハビリに心が向かうきっかけになった言葉です。
・お見舞いに来てくれた友人が次の日から暫く毎日葉書を送ってくれた。
少ない言葉だけれど付いていてくれる人がいると思えとても心強かった。看護師さんも毎日の葉書には感心していた。本当にありがたかった。

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・回復したあとの事を具体的に話してくれた。
「温泉行くよ!」「美味しいものたくさん食べて、美味しいお酒いっぱい飲もう!」「ロス行くよ!」「ハワイ行って豪遊しようか!」
夢がもてました。
その為に頑張り、今美味しいもの食べています。

お見舞いにもらってうれしかったもの

・お水

・お花 (抗がん剤治療中は匂いに敏感)
花大丈夫?ときいてから持ってきてね。

・ネグリジェ・パジャマ
病院でもおしゃれをできる、かわいいパジャマとか、とてもうれしかった。

・スリッパ
スリッパは消耗品。履いていると汚くなるので、入院が長引いた時にもらえると嬉しい。 ただし、床が滑るので裏はゴム素材がいい。布素材だと水を吸うのであまりよくない。

・靴下 もこもこのくつした

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・ショール・ストール、冬だと、上着。
1階の売店(コンビニ)へ行く時に上にはおるものがとても重宝した。

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・帽子
抗がん剤治療が始まるとすぐに髪が抜ける場合があります。病院にある帽子はがん患者用なので、おしゃれな帽子をもらえるとうれしい。

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・タオル
ベッドの横など人から見えるところにおくので、可愛いタオルをお見舞いでもらえるとうれしい。 髪の毛が抜ける時に枕に敷いたりもできる。

・お菓子は、基本的にNG. ・・・でも、
抗がん剤治療中は食べたいものが、ピンポイントになる。
何屋さんの何というような感じ。 なので、何を食べたい?ときいてもられるとうれしい。

・お見舞金
テレビカードや洗濯、売店での購入などお金の出番は結構あります。

・化粧品
抗がん剤を始めるとすぐに握力がなくなり、化粧品のキャップも開けられなくなります。その事を話すと友達がポンプ式のボトルに入れ替えてきてくれました。プッシュするだけなのでとても助かりました。
また、病室の中はとても乾燥しています。しっとり保湿のクリームは嬉しかったです。

お見舞いで困ったもの

・フルーツは、病院の冷蔵庫に入らないのでやめてほしい。
・食べ物は難しいのでよく相談してね。

お見舞いにいくときにNGのもの

・香水(匂いがだめ)
・匂いのキツい化粧品

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