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友人のがんについて、まわりの人に知ってもらいたいこと。少しだけ毒吐きます。

ふたりの知り合いが数ヶ月前がんになったと、同時期に連絡をくれました。(ふたりは面識無いです)

ふたりともワタシとは違う部位のがん。

 

どちらかというとセレナイトは乳がんとか子宮がん、卵巣がん、大腸がん等の方が多くて、

それ以外の方もありますが、このふたりは全く別の部位なのです。

手術のあと、抗がん剤治療を通院で行なっている同世代のふたり。

そしてワタシと同じく個人事業主。

会社員ではないので自分で切り盛りしないと収入が全て途絶えてしまう。

しかし、抗がん剤副作用と共に、想像を越えたメンタル的な苦痛が襲いかかる。

同時に先々の不安や自分の事を含め家族の心配。

またこれまで築いてきた自身のテリトリーや社会的存在価値の喪失など考えだしたらキリがない程の葛藤が生まれます。

 

そんな時に、

がんの事を少しだけ知ってる友人、

批判を恐れずに言えば、

知りもしないくせに、テレビの情報や芸能人がん情報を一時だけ聞きかじり、それを鵜呑みにした知識で、

さもあなたのこと心配してます的な事を行ってくる人の多さにうんざりしてしまう・・・。

(ごめんなさい)

だけど、

言ってくれるのは有難い、勇気づけられる・・・はじめはね。

そう、はじめは。

だけど、これを言ってくる友人はひとりでは無いんです。

次々に現れる。

その度に「善意の悪意」に翻弄され、

笑顔で「ありがとう」と言う患者の気持ちを考えてみてください。

がんと言う病に疲れ、治療に疲れ、友人のこのよかれと思い込んでいる「善意の悪意」に疲れ果てるのです。

全てが悪いと言っている訳ではありません。

しかし、ほどほどに・・・とお願いしたい。

がん患者は自分でもちゃんと調べ、医師と話し、それこそ、自分の命の事ですから友人たちよりも考えています。

そんな時は、静かに寄り添ってください。

よかれと思って言ってくれるその内容は、今は、いりません。

もし、あなたに聞きたい時は、本人が切り出します。

それまでは、そっと側にいて、

「なにかする事無い?」って聞いてください。

あの治療がいいとか、あの病院の誰先生がいいとか、

あれ食え、それ食うな、

あれしろ、これしろはやめてくださいね。

 

 

余計なお世話ですが、

最近の友人や、お客さまのお話しを聞いていて思った事を久しぶりにここで語ってみました。

 

 

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