セレナイト メニュー

オトナになってからコドモを学ばせてもらった。まるちゃんありがとう。

随分と久しぶりになってしまいました。

昨日のいきなりの雷雨はすごかったですね〜。

ちょっと怖かったです。

遅い午後、近所のカフェで友人と会ってお茶していたらなんだか学生さんたちが雨に降られて足早に帰っていく。

そんな姿を見ながら私たちも帰路につきました。

そしたらあっという間にピカピカドロドロバリバリの襲来でした。

さくらん坊を抱きかかえて部屋中の窓を閉め、玄関を開けてみたら飛ばされそうになる。

それでも何故か雨に打たれながら外の世界を暫く眺めていました。

暗闇に光る稲光が一瞬だけ全てを照らしだし、雨と風の威力をも見せつける。

光から音へ変わっていくあの静かな一瞬が何故か全身を揺さぶる。

たった数分だけどビリビリと立ちすくむ時間。

 

閉め忘れていたサンルームの床はびちょびちょで、バスタオルで拭いていましたが、

ガラス張りの部屋で稲光とあの音を聞くのは、

さっき直に玄関先で聞いていた時より何故か怖くて、ササッと片付けて部屋に引きこもり。

 

そしたら、

また稲光のようなニュースが飛び込んできました。

携帯をいじっていたら、嘘のような、ジョーク?と思わせるような速報。

 

ワタシが美容業界に入り数年してエステを学び、

店頭デビューした頃にお客さまの小学生になるお子さんがいつもマンガ本を持ってきていて、

教えてくれたのがそれをはじめて知ったきっかけでした。

 

何故か懐かしい描写は、まるちゃんがワタシと同い年だったから。

そう気付いたらもう大好きになっていました。

子どもの頃興味を持ったものが全て一緒。

「オトナはいいよね〜勉強しなくていいし。」

「子どもは損だ!」

そんな馬鹿な考え方も一緒。

暇さえあれば空想を楽しむ。

子どもの小さな世界で、その社会性を学び、すぐに忘れ去る。

喜怒哀楽を全力で出せるあの年頃に、自分の世界観を堪能するまるちゃんがとても輝いていて、

既にオトナになっているワタシは、あの時代の自分とも重ねながら、

「まるちゃん、オトナもコドモも、ドッチモドッチかもしれないよ。」

そんなことを呟いていたのかも。

コドモってオトナが思うよりも随分と逞しいんだよね。

 

同じ歳の友人たちに連絡をし、悲しむと言うより、

感謝の気持ちに浸る。

雷鳴と衝撃が一度に全身を打った晩でした。

 

まるちゃん、ありがとうございました。

 

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