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コウノドリ「母になる人生、母になれない人生」

コウノドリ

チクリとする部分があって、今までちゃんと観ていなかったのですが、今回はなんとなく流し見していました。

すると、ずっと前の自分の事がドンと胸に落ちてくる展開がありました。

 

 

20代後半、ある日子宮内膜症とチョコレート嚢胞と診断され即手術と言われたあの日。

 

生理痛なんて人と比較出来ないし、

量なんて、こんなもんと思って過ごしてきた。

フラフラするのも忙しくてしっかり休めて無いからと思いつつ、毎日の仕事や生活を送っていた。

そんな時、あまりの貧血で多分健康診断に引っかかったのかな?

その総合病院での検査後、

すぐに車椅子が用意された。

「歩けないでしょ!」

いやいや、毎日ちゃんと生活してるから。

友人の姉で看護師をしている人に話すと驚かれるくらいの数値。

だけどちゃんと歩いてたし、走ってた。

笑っちゃう。

いつも、お星様は舞っていたよ、ふつうにね。

それが、普通と思ってた、笑っちゃうよね。

 

総合病院を受診して突然のこの宣告。

こんな事って、本当に突然なんだよね。

仕事、とっても楽しい時だった。

忙しいけど充実していて、夢の伊勢丹勤務で舞い上がっていたあの頃。

母が亡くなり一年目。

頭の中は真っ白。

診察が終わり、そのまま仕事へ。

その日、伊勢丹のワタシのブランドはアーチストが入店しイベント開催の日。

伊勢丹に入り、ユニフォームに着替え、コーナーに着いてそのアーチスト、たまにblogでも書いてる岡崎マキアーに

「マキア、ワタシ手術なんだって…」

みんなが駆け寄ってくる。

自分のことだけど、どこか他人事のように報告する。

それからの事はあまり覚えていない。

手術前から叔母が来てくれその日を迎える。

まだ20代で、妊娠を望んでいたし子宮も、少しでもいいから卵巣も残したいと望んだ。

でも、卵巣一個とってもう一個にもメス入れて。

手術が終わり、数日後痛みを抱えながら

何故だが叔母と産科の新生児室に向かった。

そして、ふたりで泣いた。

声にならない涙が止まらなかった。

 

その後も子宮筋腫が発症し、何度も繰り返される。

その都度手術をする。投薬をする。

 

先生は、早めの妊娠、出産をと言う。

そうするといろんな面で楽になるから。

生理痛、貧血、量、いろんな事あれこれあれこれよくなるからと。

 

ワタシだってその間、妊娠したいと思った。

ちゃんと相談したよ。

でも先生は、「さとうさんは妊娠しにくいから」と。

どっちやねん!

あ、もしかして出来たかも‼︎

よし、産もう!と当時パートナーと願う。

それもすぐに打ち消される。

ワタシは子どもを授かる事はないんだな。

そん事を自覚しはじめたとき、

もうすべて諦めがついた。

こどもを産めない女。

だから、今まで以上に仕事を頑張ろうって思ったら、

なんだろね、挙げ句の果てに子宮がん。

 

 

人生色々、女も色々、

ありすぎでしょ、色々色々色々色々色々。

 

 

そんな事を思い出された昨日のコウノドリ。

仕方ないのよね。

 

あんなに母になりたかったワタシ

母になれていないワタシ。

そんなもんよね。

 

でも、羨ましいと思わない。

本当は羨ましいけど、

思わないと決めたんだ。

それは、仕方ないから。

仕方ないもんね。

 

 

今ワタシの周りには子どもが溢れている。

みんなありがとうね。

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